「猫と犬。そういえば、性格の違いはどうなんだろう?」
素朴な疑問が、このテーマの発端です。
まず思い出したのが、ときどき起こる「猫派・犬派」の議論(?)。
日常的で、とくに違和感を感じさせるものではないですよね。
つまり、私たちが日ごろから、猫や犬の特徴について
ある程度共通した「答え」を持っているからかもしれません。
ただ、猫と犬の特徴について、改めて尋ねられたらどうでしょう?
分かったようで、やっぱり分からないような…。
ということで、今回の記事では、
「猫と犬の性格・特徴の違いや相性」について、おさらいしていきましょう。
猫はツンデレ!犬は忠実&愛嬌
猫も犬も、それぞれカワイイですよね!
でも、性格や特徴には、やっぱり違いがあります。
早速見ていきましょう。まずは、猫から。
誰もがナットク! 猫の“ツンデレ”
自由奔放で気まま。呼んでも無視することが多くて、
かと思うと、急に甘えてきたりする。
猫には、そんなイメージがありませんか?
はい。正解です!
実際、私自身のいろいろな経験からしても、
一般的な性格・特徴としては、結論が出ています。
ひとことで言うなら、猫は「ツンデレ」です。
しかも、究極のツンデレかもしれません。
そもそも、猫は「寝子(ねこ)」の異名もあるくらいで、
一日の大半を寝て過ごし、その意味ではたいへん穏やかな存在です。
しかし、いったん目覚めれば、その風貌、
特に眼差しは深く・鋭く、一気に神秘性を帯びてきます。
行動は、一貫して自己本位。
気に入ったこと、好きなことしかやらないように
私たちの目には映ります(実際、その通りでしょう)。
けれども、突如として近寄ってきて
「からだをスリスリ」したり、前足で「チョイ・チョイ」と
こちらを呼んで(ちょっかいを出して)みたり、
あるいは、「コロンとして」お腹を出してみたり。
いきなり豹変して甘えてくる姿に、猫好きならイチコロです!
もちろん、それだって自己本位なだけなのかもしれないですが、
全然、許せちゃいますよね。
このような猫の性格と行動面の特徴、つまり「究極のツンデレ」に関して、
異論のある方は少ないのではないでしょうか。
“忠犬”ハチ公も、きっと、尻尾で愛情表現
では、犬たちは?
そう。いわば、
チームワークを大事にする「忠実な」仲間。
と言ったところでしょうか。
ご主人の死後も、生前の約束(あるいは習慣)を忘れずに実行し続けた
『忠犬ハチ公』の物語は、多くの人の知るところだと思います。
実際に、犬の特徴は忠実さでくくることができるようです。
ただ、その特徴も、「飼い主を群れのリーダーと認識」してこそ
発現してくると、一般的に言われています。
だから、犬にはどうしてもしつけが必要で、
今日、ドッグスクールも盛んになっているというわけなのですね。
一方で、犬の持っている表情の豊かさは、とても魅力的ですね。
尻尾を盛んに降って、それだけではなく全身で、
喜びや飼い主に対する愛情を表現する。
そんな姿には猫好きの私自身も、
ちょっと見惚れてしまうことがあります。
きっと、「ハチ公」も、天国でご主人に再会した時には、
ちぎれるほどに尻尾を振って喜んだことでしょう。
忠実さと、豊かで開放的な愛情表現(愛嬌)。
犬の一般的な性格・特徴であり、魅力だといえます。
猫と犬、相性は? 答えは、“ケースバイケース”
それでは、「猫と犬の相性」は…?
これ、けっこう難しいテーマなんです。
互いに相容れない点があるのは確かですが、
と言って、単純に相性が悪いとも言い切れません。
うまく「棲み分け」ができれば、
「猫と犬、案外相性いいよ」と言われることもあります。
が、一般的な性格や特徴はシンプルながら、
犬も猫も、それぞれが実にさまざまな個性を持っています。
その多様性が、より強く作用するようにも思います。
そういえば、私自身の「猫と犬同居」のシチュエーションの下で、
特に猫の側に、元々の性格がより強調される。
そんな経験がありました。
(いつか具体的エピソードをご紹介できるかもしれません)
相互の相性によっては、それぞれの性格や特徴、個性も
増幅され得るのかもしれません。
いずれにしても、猫と犬の相性は一概に良い、悪いとはいえず、
あくまで「ケースバイケース」なのです。
まとめ
今回は、猫と犬の「一般的な」性格や特徴、
そして相性について記してきました。いかがでしたか?
まとめると、
- 猫は気ままで奔放。と思いきや甘えんぼの「ツンデレ」
- 犬の特徴は「忠実さ」。豊かな愛情表現も魅力
- 猫と犬の相性は、個性と状況によって「ケースバイケース」
となります。
猫と犬は、それぞれの性格や特徴から
相容れない部分もあります。
でも同じ生き物同士、どこかできっと通じ合える。
そんなことを信じたい。…というのが、
今回のまとめです!