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パルボウィルスは消毒できる?市販薬はある?

2017.02.11

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パルボウィルスの消毒方法

非常に強い生命力、感染力を持つパルボウィルス

長くて3年以上、室温以下でも1年は生存し続ける、
しぶといウィルスです。

果たして、こんな強力なウィルスを
「消毒」できるものがあるのでしょうか?

実は・・・

大体の家庭に「消毒」できるアイテムがあるんです!!!

今回は、パルボに有効な消毒薬と使い方について
ご紹介します!

パルボウィルスに有効な消毒薬

「パルボウィルス」は、通常よく行われる
熱湯消毒やアルコール消毒では、効果がありません!

では、何が有効なのでしょうか?

答えは、

「塩素系」の消毒薬

これしか方法はありません!!!

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塩素系消毒薬「ハイター」

塩素系と聞けば、家庭にあるものでしたら
商品名「ハイター」になります。

「一番手っ取り早く、身近にあるもの」ですね(^-^)

早めに消毒を行うなら、
まず「ハイター」を使いましょう。

ハイターの使い方

皆さんご存知かもしれませんが、
一応使い方の例を軽くご紹介しておきます。

①感染した猫が居た部屋の、家具、床など

水2リットルに対し、「ハイター」を8ml以上入れ、
塩素濃度、0.02%の消毒薬を作ります。

これをスプレー容器に入れ、吹き付けたり、
雑巾を浸して硬く絞り拭きます。

②トイレや嘔吐した部分を拭く場合

水2リットルに対し、「ハイター」80mlを入れ、
0.1~0.5%の濃度の消毒薬を作ります。

排泄物、嘔吐物をキレイに拭きとり、スプレーをしたり、
浸けこんだりします。

ネット通販で手に入る消毒薬

最近では、ネット通販でも手に入ります。

■パルボス
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

カモス パルボス300 300ml 関東当日便
価格:1870円(税込、送料別) (2017/2/11時点)

主な成分は「次亜鉛素酸」です。

■バイオチャレンジ

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バイオチャレンジ スプレーボトル 500ml 関東当日便
価格:1350円(税込、送料別) (2017/2/11時点)

主な成分は「安定化二酸化塩素」です。


これらは、消臭効果もありますので、
買い置きをしておいてもいいですね。

どれも塩素系ですので、念のため
手袋、マスク、メガネの着用をオススメします。

布製品に対する消毒

カーテンなど外せるものは、浸け置きスプレーが可能です。

パルボに感染した猫が使用したタオル、敷物などは
どうしたらいいでしょうか?

できれば、焼却処分するのが一番です。

ただ、自治体によっては、
一般家庭で焼却することができない地域もあります。

その場合、「燃えるゴミ」として出すのですが・・・

他の家庭の猫への感染も考えられるので、
使ったものは袋に入れたまま、一度消毒してから

「燃えるゴミ」として出すようにしましょう。

これぐらい用心してもしたりないぐらい、
パルボは本当に感染力が強く、危険なウィルスなのです。

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パルボに襲われた我が家の消毒例

悲しいことに、我が家でもたくさんの子猫がパルボウィルスに
やられてしまったのですが・・・。

生き残った子猫のため、自分自身に付着したウィルスを
外でまき散らさないためにも、やはり消毒は必要になったのです。

我が家の場合は、猫のボランティア仲間から
消毒薬を分けて頂きました(^-^)

具体的には、以下のような消毒を行いました!

  • 家具、畳など
    スプレーしてしばらく放置し、
    その後、消毒薬を浸して雑巾で拭きとり。
  • 敷物にしていた布類 … 全て処分。
  • 拭きとりした雑巾 … 全て処分。
  • 食器 … 浸け置き
  • 猫のトイレ
    猫砂を全て処分し丸洗い後、
    消毒薬を吹き付け雑巾で拭きとり。
  • トイレを洗った場所
    全て消毒スプレーを吹き付け。

まとめ

今回は、パルボウィルスの消毒方法や市販薬について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

まとめると、

  • パルボには、アルコールも熱湯消毒も効かない!
  • 効果があるのは「塩素系」のみ!!
  • 手っ取り早くするなら「ハイター」
  • 念入りにするならネット通販で購入できる(パルボス、バイオチャレンジなど)
  • 不安なら動物病院に相談

となります。

ただし!!

パルボは、あくまでも目に見えない「ウィルス」です。

塩素系で念入りに消毒したつもりでも、
完全に除去できたかどうかは、わかりません。

「消毒」だけに頼るのではなく、
事前の「猫のワクチン接種」は必須です。

そして、感染した猫が居る場合「隔離」も必要になります。

悲しいことにならないために、何重にも対策をすることが、
飼い主にとっても猫にとっても必要なのです。

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