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猫と一緒に寝ると病気になるって本当?

猫と寝る

「愛猫と一緒に寝た~い!」
猫好きな方なら誰でもそう思ったことはあるはずですよね。

猫も人間と寝ることをそこまで嫌がらない動物のため、
一緒に寝たい感情はますます駆り立てられます。

一方で、

病気がうつったりする心配はないの?」
「そもそも猫は飼い主と一緒に寝たいと思っているの?」

などと考えたことはありませんか?

そんなふとした疑問符を紐解いて、ご説明していきます!

猫はほんとに人間と寝たいと思っているの?

みなさんはご存知だと思いますが・・
猫は非常に「絆」を重んじる動物だといわれています。

兄弟同士で、はたまた仲間同士でのスキンシップを繰り返し、
「絆」を深めていきます。

対人間の場合も同じで、『人間の膝の上に寝ること』などは
「絆」が深く、安心しきってる証拠の一つで言えるでしょう。

ですから、猫側からすると「一緒に寝たい」というより
「安心する場所にいたい」と表現した方がわかりやすいかもしれません。

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ほんとに病気になるの?

結論から言いますと・・・

病気になる確率は極めて低いです。

しかしながら、
感染が0とも言い切れませんのでまとめておきます。

まず病名のいくつかをあげておきます。

  • 猫ひっかき病
  • 皮膚糸状菌症
  • パスツレラ症
  • トキソプラズマ症
  • トキソカラ症

など

があげられます。

これらを「人獣共通感染症」といいます。

予防策ってあるの?

これらの感染症の予防策についてですが、

  • 普段から猫を清潔にすること
  • 爪を切ること
  • ノミ・ダニなどの寄生虫の駆除を定期的に行うこと

で感染リスクはさがります。

また猫と遊んだ後の手洗い
ひっかかれた際の消毒も予防手段の一つです。

また人間側の抵抗力が弱まっているとき、
インフルエンザ・風邪による高熱発症時・他の感染症発症時などは、

猫との深いスキンシップなどは控えた方がよいでしょう。

・・・でもこれって?

「寝ることじゃなく日常的に気をつけることじゃないの?」
って感じられた方もいるとおもいます。

そうなんです。

前述の通り、これらの病気にかかることは
極めてまれなことなのです。

猫と寝る上で一番気を付けたいもの

感染症よりも気をつけるべきことがあります。
それは「猫アレルギー」です。

猫と添い寝をすることで猫アレルゲンという、
多量のアレルギー誘発物質を体に取り込んでしまい、

その許容量を超えると「猫アレルギー」を発症する可能性が高くなります。

目・鼻・肌などにトラブルが表れた場合は、
猫アレルギーの疑いがあります。

これには、かなりの個人差がありますので、
正確には専門医に判断してもらってください。

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私の場合は・・・

私は過去に様々な動物を飼ってきました。
犬・猫・ウサギ・ハムスター・亀・小鳥・鶏、、、など

特に哺乳類は、かなり深いスキンシップを繰り返してきましたが、
現在45歳ですが一度もアレルギー症状はありません。

また私の周りには、
猫アレルギー症状のある方もいます。(その方は猫嫌いな方です)

ただ、誰しもアレルギーに対するリスクは背負ってます。
もちろん、私にも同じことが言えます。

末永く猫と接するためにも、「猫と寝る」ことに固執するよりも、
猫のことを正しく理解してあげることが重要だと感じています。

まとめ

今回は、猫と一緒に寝ることによる病気のリスクについて
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

まとめると、

  • 感染症のリスクがある(可能性自体は低い)
  • 感染症の予防は、猫を清潔にする、爪を切る、ノミ・ダニの駆除など
  • 猫アレルギー発症のリスクが高まる

となります。

猫と一緒に寝ることで、飼い主も猫も満足感を得られますが、
可能性は低いながらもリスクがあることは覚えておくと良いですね。

特に、アレルギーの症状を感じた時には、
一度病院でアレルギー検査を受けるようにしましょう。

できるだけ猫や部屋の清潔を保って、
健康に楽しいひと時を過ごせるといいですね!

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