猫と赤ちゃんは同居しても大丈夫?注意点・対策はコレ!
猫のいる家庭に赤ちゃんが生まれると、
猫が赤ちゃんに悪い影響を与えるのではないかと
心配になりますよね。
具体的には
「猫が赤ちゃんにケガをさせるのではないか」
「猫のせいで赤ちゃんが病気になるのではないか」
などです。
家族として暮らしてきたかわいい愛猫を、
大事な赤ちゃんのためとはいえ、
泣く泣く手放すなんて辛すぎますよね(T-T)
では、赤ちゃんが生まれても、
猫とこれまでのように同居するためには、
何を気を付ければよいのでしょうか?
今回は、
猫と赤ちゃんは同居しても大丈夫なのか、
どのような注意点・対策があるのか、
などについて、ご紹介します!
目次
猫と赤ちゃんは同居しても大丈夫?
結論から言いますと、
猫と赤ちゃんは同居しても「大丈夫」です!
ただ、もちろんそのためには、
親として飼い主として、
気を付けること・心がけることがあります。
注意点と対策について
では具体的に、主に心配されること、
その注意点や対策についてご紹介していきます!
- トキソプラズマ感染症
- 猫アレルギー
- 猫に引っ搔かれる
- 赤ちゃんが猫のトイレやおもちゃを触る
特に気を付けるべき点は以上の4点です!
では1つずつ、詳しく見ていきましょう。
1、トキソプラズマ感染症
寄生虫の一つで、妊娠初期に感染すると、
流産や水頭症の子どもが生まれる可能性があるため、
最も心配される病気です。
注意点
寄生虫であるトキソプラスズマを保有している猫の糞と
一緒に排泄された寄生虫やその卵が、
何かのはずみで口に入ることで感染します。
対策
- 妊娠中は、猫のトイレ掃除は他の家族にやってもらいましょう。
- 猫がトイレを使ったら放置せず、すぐに糞を片付けましょう。
- 掃除後は、念入りに手を洗うようにしましょう。
2、猫アレルギー
小さい頃から動物と触れ合っている方が
アレルギーになりにくいという研究発表があります。
しかし、赤ちゃんが猫アレルギーかどうかは分かりませんよね。
重い症状が出たら大変なので、
できるだけ対処しておくと良いでしょう。
注意点
アレルギーの症状が出る原因は、
- 猫の体毛
- フケ
- 唾液
- 尿
によるものです。
対策
- 猫は、ブラッシングやシャンプーで清潔にしてあげましょう。
- こまめに掃除機をかけるなどして、抜け毛が舞い上がらないように心がけましょう。
- 空気清浄機も効果的です。
3、猫に引っ搔かれる
猫は、環境が変わることに敏感です。
新しくやって来た新顔には興味津々です。
だからといって、(猫の性格にもよりますが)、
すぐに危害を加えたりはしません。
遠くからじっくり観察する子もいれば、
近寄ってくる好奇心旺盛な子もいて反応は様々です。
注意点
赤ちゃんの方が思いもよらない行動に出ると、
猫の方がびっくりして、思わず手が出て引っ搔くなどという、
不測の事態もありえる点に注意する必要があります。
対策
- 万が一のため、猫の爪は必ず切っておきましょう。
- 絶対赤ちゃんと猫だけにしないでください。
- 日中は、両方に目を配って、念のため就寝の際は寝室は分けるようにしましょう。
4、赤ちゃんが猫のトイレやおもちゃを触る
意外と猫自身よりも、こちらの問題の方が
気を付けなけれないけないかもしれません。
ハイハイをし始めると、目を離した隙にトイレを触っていたり、
猫のおもちゃを口にしていたりする可能性があります。
注意点
トイレの糞をそのまま放置していると、
最悪の場合赤ちゃんが口にしたりすることも...
普通では考えられないことですが、
赤ちゃんは本当に何でも口に入れようとしますから、
「まさか○○を食べはすまい」という油断は禁物です!
対策
- 猫のトイレは赤ちゃんが近寄れない場所に置くようにしましょう。
- トイレの糞はすぐに片付けましょう。
- 猫のおもちゃも放置せず、使わないときは片付けておきましょう。
うまく同居できた我が家のケース
我が家では、愛猫が11才の時に、
子どもが生まれたのですが・・・。
やはり、実家の両親からは、
「猫が居て大丈夫なのか?」と心配されたのです!
でも、私の中では
猫を手放すという発想は全くありませんでした。。
なので、実家に帰っている間は、
同じ部屋で、猫はケージ・赤ちゃんは私とベッドで過ごしました。
自宅に帰ってからもしばらくは
猫にはケージに入ってもらいましたが、
段々育児のリズムが整ってからは、
ケージの扉は開けておいて自由にさせていました。
ちなみに、我が家の猫の場合、
最初は遠くからジーッと赤ちゃんを観察している感じで、
近づくことはなかったのです。
3ヶ月目位には、もう赤ちゃんが寝ているすぐ近くで
一緒に寝るようになり、
寝ていながらもさりげなく赤ちゃんの様子を
伺っている感じでした。
赤ちゃんが歩き始めてからは、
自分を追いかけてくる赤ちゃんからうまく距離を取って、
ゆっくり逃げてあげていて、
とても微笑ましかったのを覚えています(^-^)
参考動画
このように、猫と赤ちゃんが仲良く同居しているケースも
珍しくありません。
ただし、赤ちゃんの方が少し猫に乱暴をしそうな場面もあり、
赤ちゃんがやりすぎてしまいそうな時は
保護者の方がしっかり静止していますね。
仲良しだからといって目を離したり、
2人だけにしないように、最低限の注意は絶対に必要ですね。
まとめ
今回は、
猫と赤ちゃんは同居しても大丈夫なのか、
そのための注意点・対策はどうすれば良いのか、
ということについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
注意点と対策についてまとめると、
- 妊娠中、猫のトイレ掃除は他の家族にやってもらう
- 猫がトイレを使ったらすぐに片付ける
- 掃除後は、念入りに手を洗う
■猫アレルギー
- 猫のブラッシングやシャンプーで清潔を保つ
- こまめに掃除機をかける
- 空気清浄機を使う
■猫に引っ搔かれる
- 猫の爪は必ず切っておく
- 絶対赤ちゃんと猫だけにしない
- 日中は、両方に目を配り、念のため就寝時は、寝室は分ける
■赤ちゃんが猫のトイレやおもちゃを触る
- 赤ちゃんが近寄れないような場所に猫のトイレを置く
- トイレの糞はすぐに片付ける
- 猫のおもちゃは使わないときは片付ける
最初は、赤ちゃんだけでなく、
猫の行動も気にしながらの生活になるので疲れるとは思いますが、
どちらも大事なわが子です。かんばってくださいね!(^-^)
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