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猫のあくびが臭い!原因と対策はコレ!

猫のあくび

口を大きく開けて、ふにゃ~~ぁ。
猫のあくびって、本当にカワイイしぐさですよね。

でも、その瞬間、
「え、臭い?!!」と感じたことはありませんか?

実は重大な病気が隠れている場合もあるんです!
侮れませんね。

ということで、今回の記事では、
油断大敵な猫のあくびが臭い原因と対策についてご紹介します。

クサ~いあくびの正体って? 原因と対策はこれだ!

「猫のあくびが臭い原因とは何か?」
「対策はどうすればいいのか?」

お答えします!

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原因は歯周病? 猫にも大事、オーラルケア

ちょっと怖いことを言ってきましたが、

「おさかな系のフードを食べた後に、少し生臭い息になる」程度ならば、
まぁ、当たり前のこと。まずはご安心ください。

気をつけたいのは、「とってもクサ~い!」と、
思わず顔をしかめて横を向いてしまいそうになる。
そんな場合です。

このような場合、
第一に考えられるのは歯肉炎などの歯周病です。

猫は、実は「基本的に虫歯にならない」のですが、
反面、歯周病にはかかりやすいと言われています。

口の中を見させてくれる猫ちゃんなら、
歯肉(特に奥歯のあたり)を観察してみましょう。

  • 腫れや出血はありませんか? (=代表的な症状です)
  • 黄色い石のようなものが歯に付着していませんか? (=それ、歯石です)

人間と同じで、歯周病の原因は「歯垢」「歯石」
そして、そこで繁殖するバクテリア(歯周病菌)です。

  • 歯垢を取り除くこと。
  • 歯垢が固まってより取れにくくなる歯石になるのを防ぐこと。

つまり、日頃の「オーラルケア」がとても大切。
近年、こうした意識がどんどん高まってきています。

実際、獣医さんがおススメする最も効果的な歯周病の予防、
ひいては「クサ~いあくび」の予防法は、
毎日の歯磨きなんです! (※後ほど、もう少し触れます)

もちろん、症状が進んで歯がグラグラになっていたり、
食事のたびに痛がる(前足で口のあたりを引っ掻くような動作をする)
場合は、悠長なことも言っていられませんね。

ぜひ、獣医さんの診察と治療を受けてください。

腎不全などの病気も? まずは、獣医さんとコミュニケーション

さらに注意しなければならないことも!

「あくびが臭い = 歯周病」
と単純に割り切れないケースもあるのです。

特に、以下のようなときは要注意です。

  1. 膿のような感じの、強い悪臭がある
  2. 毛づくろいをした後の体毛からも悪臭が立ち上る
  3. アンモニアっぽい臭いがする
  4. (加えて)

  5. 見るからに元気がなく、食欲もない
  6. 多飲多尿(水をがぶ飲み・オシッコの量が非常に多い)
  7. 急に痩せてきた、毛艶がない
  8. など

「クサ~いあくび」には、歯周病だけでなく、

慢性腸炎口腔ガン難治性の口内炎、さらには
猫エイズウイルス感染症などが隠れている場合があります。

また、特に高齢の猫がかなりの確率で発症する「慢性腎不全」の
場合も、症状が進むと尿毒症の状態となり、
上の「3」や「4」「5」などが重なって現れてくることがあります。

こうした病気の場合、とにかく良い獣医さんに出会って、
良い治療と「QOL」に関わる良いアドバイスを受けるのが先決ですね。

獣医さんとのコミュニケーション。

同時に、猫ちゃんを日頃からよく見て良く触れ、
変化を察知するコミュニケーション(猫ミュニケーション?)が、
とても重要だと思います。

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ウチでも試してみた。猫の歯磨き。 結果は?

さて、歯周病を予防する「猫ちゃんのオーラルケア」

私自身が重要性を認識したのは最近になってのことで、
恥ずかしながら・遅まきながら、いろいろと試しているところです。

猫の個性によっても違ってくるのですが、
「なかなか、一筋縄ではいかないゾ」というのが
正直な感想でしょうか。

歯ブラシやペーストなど、今、様々なものが出回りつつあります。

とはいえ、肝心の猫の方が、
そう簡単には受け入れてくれません。

特に、大人になった猫に「一足飛びに歯磨きをさせよう」、
まして、「電動ブラシ(というものもあるんです)で!」

…などとは、あまり考えない方がいい…かもしれません。

ここでも大切なのは、
やはり、地道な「猫ミュニケーション」。

お口の周りをモフモフしてリラックスしてもらうことから始めまして、
ようやく、綿棒でのオーラルケアをお許しいただきつつある。

これが現状です。(でも、けっこう気持ちよさそうにしていますよ)

まとめ

今回は猫の口臭~臭いあくびについて、
進行中の試みも交え、ご紹介しましたが、いかがでしたか?

臭いあくびの原因としては、

  1. 「歯周病」が主に考えられますが
  2. 「慢性腎不全などの病気」 の場合もあります。

どちらも、まず獣医さんを受診して
適切な治療やアドバイスを受けることをお勧めします。

「1」に関しては、日頃のオーラルケアが予防になります。

こちらも、
獣医さんに指導を受けながら試みてみましょう。

楽しく毎日磨いて
「もう、クサ~いなんて言わせニャイぞ」と、
猫ちゃんも申しておりますよ。

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