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猫のパルボウィルス感染が怖い!どういう対策が必要?

猫のパルボウィルス対策

猫と関わりの深い「パルボウィルス」は、
非常に危険な感染症です。

そんな危険な「パルボウィルス」に感染しないためには、
どうすればいいのでしょうか?

今回は、パルボウィルスの対策についてご紹介します!

パルボウィルスの素性

まずは、「パルボウィルス」がどれほど怖いウィルスなのか?
を知る必要があります。

パルボウィルスには、どんな特徴があるのか、

  1. パルボウィルスの種類
  2. パルボウィルスの生命力
  3. パルボウィルスの感染経路

以上の3点についてカンタンに見ていきましょう!

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1、パルボウィルスの種類

パルボウィルスには、
「猫パルボウィルス」と「犬パルボウィルス」などが存在します。

猫の「パルボウィルス」は犬に感染することは
あまり例がないのですが、

犬の「パルボウィルス」が猫に感染した例はあります。

2、パルボウィルスの生命力

かなり生命力の強いウィルスです。

具体的には、

  • 3年間生存
  • 室温以下では1年間生存
  • 30℃以上の気温でも数カ月以上生存!!!

という感じで、かなり過酷な環境でもしぶとく生き残ります!

一度、飼い猫がパルボウィルスで亡くなって数か月後
「終息したかな」と思って安心して新しい猫を飼い始めたら・・・。

「まだ生き残っていたパルボウィルスに感染した!」
なんてこともあり得るのです。

3、パルボウィルスの感染経路

感染した猫の便中にウィルスは潜んでいます。

多頭飼いで「猫トイレを共同で使っている場合」には
感染した猫の便に触れると、感染してしまいます。

また「ノミ」などを媒介して、感染することもあります。

他には、感染した猫が使っていたケージ、食器、食べ残したフード、タオルにも
しつこくウィルスが付着しています。

そして、感染した猫の体中を被っている「毛」にも付着しています。
舐め合うことで他の猫にも感染してしまいます。

また、「パルボウィルス」の生命力の強さ故、
「人」を媒介として生き延びようとすることもあります。

衣服や靴などにウィルスが付着したまま
他の猫を抱いたり触ったりすると感染拡大に繋がります。

以上のように、生き延びようとあの手この手を使い、

「使えるものは何でも使う!!」という手段で
感染を広げるのが「パルボウィルス」です。

「うちは1匹飼いだから関係ないかな」と安心もできません。

猫を外に出すことがあったり、
飼い主自身が、外で他の猫と接触する機会があれば、

十分感染する可能性があるといえるでしょう。

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パルボウィルスの感染対策とは?

では、どうやって防げばいいのか、気になりますよね。

感染防御の方法はあるのでしょうか?

具体的には、以下の3点となります。

  1. ワクチン接種
  2. 近所の外猫の情報をチェックする
  3. パルボウィルスに感染した猫と関わった人とは接触しない

では、1つずつ見ていきましょう。

外猫

1、ワクチン接種

現在、猫のワクチンには、
「3種混合」、「4種混合」、「6種混合」、「7種混合」などあります。

これらの中に、「パルボウィルス」対応のワクチンが
含まれています(3種混合でも大丈夫です)

「猫汎白血球減少症」というものが「パルボウィルス」の別名です。

接種可能な生後2カ月以降に、ワクチン接種を行えば効果的です!

残念ながら、100%感染を防げるようになるわけではありませんが、
仮に感染してしまっても、症状が軽く済む可能性が高くなります。

獣医師によっては「体重によって判断」することもあるので、
早めに接種したい場合は、相談されるのもいいですね。

2、近所の外猫の情報収集

もし、近所に外猫がいるならば、
「最近、下痢や嘔吐があり、衰弱して亡くなった猫がいるかどうか?」
チェックしてみてください。

近所に猫飼いの知り合いを作っておくと、
情報共有がしやすくて良いですよ!

3、パルボウィルスに感染した猫と関わった人との接触

前述のように、パルボウィルスは「人」を媒介とすることもあります。

猫同士の接触がなくても、人から人へ付着して
猫へとたどり着くこともある
のです。

「飼い猫がパルボウィルスにかかってしまった」という
飼い主さんとの接触には、十分注意しましょう。

我が家の悲しい感染ケース

我が家の場合、猫がかなりの数いるので、
ワクチン接種が間に合っていませんでした

そして、子猫もいる状況でした。

そんな中、保護されて我が家で預かっていた成猫が1匹、
里子に出ることになりました。

その際、保護された方の車に乗せてもらい、
里親様のところに行ったのですが・・・。

後で分かったことですが、
その頃、保護された方の周りで「パルボウィルス」に
感染した子猫がいた
ようなのです。

乗せてもらった車なのか、人から人へだったのか、
感染経路はハッキリしませんが

私自身にウィルスが付着してしまっていたようです。

その結果・・・

我が家の抵抗力の弱い子猫たちに感染してしまい、
たった1匹だけを残して

他の子猫たちは治療の甲斐なく虹の橋へと旅立ってしまったのです(T-T)

パルボウィルスには特効薬がないため、

点滴やインターフェロンの注射など、
感染後の治療による回復は非常に厳しいという現実がありました。。

まとめ

非常に感染力、生命力の強い「パルボウィルス」を防御するには

  1. ワクチン接種
  2. 情報収集
  3. 「パルボウィルス」に関わった人と接触しない

以上の3つが、最も現実的で確実です!

パルボウィルスは「子猫致死率90%」の恐ろしいウィルスです。

ワクチン接種ができない子猫への感染は、
悔やんでも悔やみきれない結果になってしまうのです!(T-T)

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