猫アレルギーの対策はコレ!
「猫を飼っているんだけど、急に猫アレルギーになったかも!」
「猫アレルギーを少しでも楽にできる方法を教えて!」
アレルギー対策で一番効果があるのは、
『アレルゲンに触れない!』ということです。
そこで今回は、
自分で簡単にできる猫アレルギー対策をご紹介します。
目次
猫アレルギーってなに?
猫アレルギーとは猫がつくりだすアレルゲンによって、
- 目のかゆみ・充血・涙・腫れ
- 鼻かゆみ・鼻水・くしゃみ・鼻づまり
- のどの痛み・咳・呼吸の異常(ヒューヒュー、ゼイゼイ)
- 皮膚が赤くなる・かゆみ
などの症状が出ることをいいます。
■詳しくは → 猫アレルギーの症状とは?どんな危険性がある?
猫アレルギーはどうして起きるの?
猫から分泌される8種類の物質が
猫アレルギーのアレルゲンと言われています。
それらの物質が、毛やフケなどを経由し、
人の体内に入ったことで免疫システムが過敏に反応し
アレルギー症状を起こします。
■詳しくは → 猫アレルギーの原因とは?
猫アレルギーか事前にチェック!
アレルギーは重度になると生活に支障が出たり、
命にかかわったりすることがあります。
猫アレルギーでも重篤な呼吸困難などを起こす可能性があります。
少しでも不安のある人は、
猫を飼う前に病院でアレルギー検査をしましょう。
毎日コツコツ、猫アレルギー対策!
アレルギーの治療でもっとも効果があるのは、
アレルゲンを遠ざけることです。
それは猫アレルギーがまだ発症していない方にとっては、
予防にもなります。
- 猫のアレルゲンが室内に広がるのを防ぐ
- 室内のアレルゲンをキレイにする
- アレルゲンのたまり場をつくらない
では、それぞれの方法を見てみましょう。
1.猫のアレルゲンが室内に広がるのを防ぐ
アレルゲンが室内に広がるのを防ぐ方法は、
以下の2つがあります。
猫のシャンプーをこまめにする
猫の毛についたアレルゲンは
シャンプーで洗い流すことができます。
ただ、常に分泌しているため、
常にアレルゲンの少ない状態を保つには、
週に2回はシャンプーが必要です。
猫は水に濡れるのを嫌う傾向があります。
無理にシャンプーすると、ストレスで余分な皮脂を
分泌したり、体調を崩す猫もいます。
猫と話し合いながら(様子を見ながら)、
頻度を調整してあげましょう。
ブラッシング + 拭き取り
毎日ブラッシングすることにより、
もうすぐ落ちそうな毛を、先に取り除いてしまいます。
大抵の猫はブラッシングが大好きなので、
猫とのコミュニケーションとしてもおすすめです。
仕上げにウェットタオルで身体全体を
きれいに拭き取ります。
ブラッシングをする時にはマスクをして、
終了後は手洗いも忘れずに。
2. 室内のアレルゲンをキレイにする
室内に散らばったアレルゲンはすぐにきれいにしましょう。
落ちた毛やフケをキレイに掃除
掃除を2つのパートに分けて考えます。
①普段はこまめにちょこちょこ掃除!
猫と人間の共有部分はこまめに掃除をします。
充電式の掃除機や、フロアシートなど活用しましょう。
②休日は隅々まで徹底的に掃除!
家全体を徹底的に掃除します。
天井から壁、床にかけて徹底的にホコリや毛を取り除きます。
床は家具の隙間もできるところは全部やります。
空気清浄機で空中のアレルゲンを除去!
猫アレルギーのアレルゲンはとても小さく軽いため、
空気中に散らばると、なかなか落ちてきません。
HEPAフィルターは、花粉の100分の1サイズの微粒子も
99.97%取り除いてくれるので、
猫のアレルゲンも確実に取り除いてくれます。
空気清浄機は24時間稼働がおすすめです!
3. アレルゲンのたまり場をつくらない
次のものは特にアレルゲンが溜まりやすいので気を付けましょう。
- 床:
フローリングにします。
カーペット、ラグなど特に毛足の長いものはダメ。 - 家具:
ホコリの溜まりにくい形、素材を選びましょう。 - 寝具:
まめに交換、洗濯をしましょう。 - カーテン:
月に1回は洗濯しましょう。 - 服装:
猫の毛が付きにくい素材にしましょう。 - ぬいぐるみなどできるだけ置かない:
ぬいぐるみやクッションなど布製のものは
アレルゲンの温床となります。
室内の対策はハウスダスト(ダニ)のアレルギーと同じです。
猫アレルギー対策には体調管理も!
アレルギーは体調やストレスにも影響されます。
規則正しい生活をし、
きちんとした食生活を送ることも大切です。
これは人も猫も同じです。
猫のエサを変えたら、『ヒトの猫アレルギーの症状が軽くなった』、
というケースもあります。
また軽度の猫アレルギーの場合、
花粉症のように、抗アレルギー薬を服用することによって
問題なく猫と生活できるケースもあります。
わたしもこのケースなのですが、
猫を飼う以前から洗剤やハウスダスト、化粧品、金属など、
主に肌に症状が出るアレルギーを持っています。
もう何年も皮膚科に通っており、
そこで「アレロック」という抗アレルギー薬を
処方してもらっています。
その薬のおかげか、花粉症も出たことがなく、
問題になるような猫アレルギーも出ていません。
(全くないとは言いませんが…)
まとめ
今回は猫アレルギーの対策についてご紹介しましたが、
いかがでしたか?
まとめると、
- 猫のアレルゲンが室内に広がるのを防ぐ
- 室内のアレルゲンをキレイにする
- アレルゲンのたまり場をつくらない
猫アレルギーは根治できません。
室内の環境を整え、アレルギーを予防しましょう。
それでも猫アレルギーが出た場合は
病院で相談してみましょう。
「猫アレルギーでも猫と暮らしたい!」
そのためにもアレルゲンの少ない生活環境を整えましょう。
この記事へのコメントはありません。