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捨て猫を保護したら(拾ったら)どうすればいいの?注意点は?

2017.03.10

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「この子猫、ずっと鳴いてるけどどこから来たの?!」
「この猫さん、首輪をしているけど迷子猫?捨て猫なの?!」

そんな経験をしたことはありませんか?

私自身、猫の保護をしていることもあり、
何度か経験したことがあります。

もし、猫を保護したらまず何をしたらいいのか?
どうしてあげたらいいのでしょうか?

私の経験も踏まえて、ご説明します!

猫を保護したら、どんなことをすればいいのでしょうか?

大きく分けて下記の4つのことを考え、行動する必要があります。

  1. 家に飼い猫が居る場合
  2. 「捨て猫」か「迷子猫」なのか?
  3. 「成猫」か「子猫」なのか?
  4. 保護した猫をこの先どうするのか?

では、1つずつ見ていきましょう!

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1.家に飼い猫が居る場合は、家の猫と一緒にはしないで!!

外を彷徨っていた猫は、ノミ、ダニ、寄生虫、感染症など、
必ずと言っていいほどセットになっています。

もし、家で保護するのなら「隔離」をした方が無難ですね。

2.「捨て猫」?? 「迷子猫」??

どっちなのかを判断するのは、非常に難しいです。

首輪をしていても、捨てられた可能性も考えられます。
では、どうしたらいいのでしょう?

首輪に「名前」や「連絡先」が入った迷子札があるかどうか?

首輪に迷子札がついていれば、書かれてある「連絡先」に
連絡してみましょう!

最寄の保健所・警察署・動物病院に問い合わせ

保健所と警察署には、猫が迷子になった時に届け出ると受理してもらえます。

保護した猫の特徴や性別、子猫か成猫かを伝えると、
迷子猫の届けが出ているかどうか、データベースを検索してくれます。

近隣の動物病院にも問い合わせてみましょう。
もしかしたら、迷子猫のかかりつけの病院にヒットすることもあります。

インターネットの「迷子猫」」情報をチェックしてみる

インターネットには「迷子猫専用」の掲示板がいくつかあります。

この掲示板で、保護した猫の情報があるかどうか
チェックしてみます。

情報がなければ、「保護しています!」という件名で
掲示板に掲載することも可能です。

ここまでして待ってみても何も情報がない場合、
捨て猫の可能性大!です。

3.「成猫」?「子猫」?

成猫か子猫かによって、
保護した後にやる事に違いがあります。

特に気をつけなければならないのは、
やはり子猫の場合です!

「成猫」の場合

間違いなくお腹を空かせているはずです。
「フードとお水」を用意してあげましょう。

「子猫」の場合

生後どれくらいかによって対応は変わってきますが、

まだ目も開いていない子猫なら
「生後1週間くらい」と見て間違いないです。

体温調節機能も整っていないので、「保温」は必須です!!

そして、ミルクを与えてあげてください。

「人間用の牛乳」だと、体調不良の原因となるので、

なるべく「子猫用のミルク」を
シリンジや哺乳瓶で与えるのがベストです!

カリカリが食べられるくらいなら「生後2カ月以降」だと思われます。


「成猫」「子猫」に共通して重要なことは、
「動物病院に連れて行く!!」ということです。

健康状態を診てもらうためです。

家の中で保護をするなら、

ノミ・ダニの駆除や、感染症(ほぼ猫風邪ですが)がある場合、
抗生剤などの処方をお願いしましょう。

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4.今後どうするか?

「捨て猫」と判断したら・・・

家の猫として、保護した猫を「一生」飼っていくのか、
里親になってくれる人を探すのか、決めなければいけませんよね。

保健所に対応をお願いするのは、ほぼ殺すも同義です。

せっかく「保護」した意味がなくなってしまいますし、
選択肢としてはあまり考えたくありませんね。

私の保護体験

近所で老猫を保護したことがありました。

ノミ取り首輪をしていましたが、
もうずっとつけていたらしく、かなり劣化していました。

迷子猫として、いろいろ飼い主さんを探してみましたが、
見つからず・・・・。

老猫のため、里親さんもつきにくく、
我が家の猫として他の猫と一緒にしようとした矢先!

心臓の病気がわかり、急遽酸素室をレンタル!!!

その老猫は、我が家にきて5か月後に、
虹の橋へ旅立ちました。

元の飼い主さんが、どういった飼い方をしていたのかはわかりません。
亡くなったことを、伝えることもできません。

我が家の猫として、火葬してもらいました。

まとめ

今回は、捨て猫を保護したらどうすればいいのか、
ということについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

■猫を保護したら

  • 家の猫とすぐに一緒にしない!
  • 警察署、保健所、動物病院に問い合わせをしネットで情報検索!
  • まだ小さな「子猫」だったら、まず「保温!」
  • 病院に連れて行く!(寄生虫や感染症の対策)

以上の点に気を付けましょう。

せっかく縁があって保護した猫です。
幸せになる道を考えてあげてくださいね!(^-^)

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