猫の餌の量や回数はどの位がいいの?時間帯や間隔は?
猫を飼う上で、最も気を付けることの一つに食事があります。
人間と一緒で、猫にとっても、
規則正しい食事は、健康の基本です。
決まった時間に決まった量を与えるようにすることが大事です。
では、具体的にはどのように与えればよいのでしょうか?
ここでは、猫のエサの与え方、
量や回数、時間帯などについて、ご紹介します!
目次
エサの量について
エサの量は、猫に必要なカロリーによって変わってきます。
子猫の時期と成猫の時期では、運動量も代わるため、
エサの量も変えてあげなければいけません。
キャットフードに記載してある成分表のエネルギー量を参考にしましょう。
生後3~4カ月(子猫の時期)
- 体重×130~250kcal
- 量の目安:頭の大きさ位
成長著しい子猫の時期は、
最も多くのカロリーを必要とします。
カロリーに幅がありますが、
猫にも食の細い子、食欲旺盛な子がいます。
その子の特徴に合わせて適切な範囲内で与えるようにしましょう。
生後6ヶ月以上
- 体重×100kcal
- 量の目安:人の握りこぶし位
子猫の時期をピークに必要カロリーは減っていきます。
1才以上(成猫の時期)
- 体重×70~80kcal
成猫になると、完全室内飼いか、外出するのかで、
運動量が違ってきます。
完全室内飼いなら70kcalを目安に、
外出する子なら80kcalを目安に与えましょう。
食事の回数と時間について
食事は、あげる時間と回数を決めて、与えるようにしましょう。
生活のリズムができて、しつけの面から大切なことです。
生後3~4カ月(子猫の時期)
発育期の子猫は、多くのカロリーが必要です。
朝・昼・晩、または、朝・昼・晩・夜食に分けて、
時間を決めて与えるようにしましょう。
生後5か月以上
成猫になってきたら、朝・晩の2回で十分です。
間隔は12時間程度空けるのが理想的です。
たとえば、朝7時に朝ご飯をあげたら、
夜ご飯は、夜の7時位にあげるようにしましょう。
飼い主の生活リズムも考慮して決めるとよいでしょう。
我が家では
21才まで長生きしたうちの愛猫には、
だいたい朝7時頃と夜7時頃にご飯をあげていました。
でも正直若い頃は、帰りが遅くなって、
ご飯をあげるのが遅れることもありました。
残業と分かっている日は、
朝から多めにエサをあげて出かけたりしていました。
恐らく、帰りが遅い日は、
「どうせまた遅いんだろうな。
これをチビチビ食いつないで、待つとするか。」
なんて言いながら待ってるだろうなぁと想像しながら、
家路を急いだものです。
まとめ
今回は、猫の餌の量や回数、時間帯や間隔について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?
まとめると、
- 子猫 3~4カ月:体重×130~250kcal(頭の大きさ位)
- 生後6ヶ月以上:体重×100kcal(人の握りこぶし位)
- 成猫 1才以上:
●完全室内飼い 体重×70kcal
●外出する猫 体重×80kcal
■食事の回数と時間
- 子猫 3~4カ月:
一日3~4回(朝・昼・晩、または、朝・昼・晩・夜食) - 5カ月以上:
一日に2回(間隔は12時間位を空ける)
猫の体重が増えるのは、4才位までです。
それ以降も増え続けていれば、
明らかに肥満傾向ということになります。
肥満になると病気のリスクは高まります。
猫の健康のため、食事のリズムを整えて、
くれぐれもエサの与えすぎには注意しましょう!
この記事へのコメントはありません。