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猫と犬、寿命が長いのはどっち?

猫の寿命

「アナタは犬派?それとも猫派??」
よくある質問ですが、聞かれたら無視することはできない気がします。

日頃からやっぱり気になるんです。猫(そして犬)のこと。

「どっち派」であるかに関わらず、
また、「どっち“も”派」であったとしても、

大切な家族である猫ちゃん・犬ちゃんとは、
一日でも長く、楽しい時間を共に過ごしたいですね。

そこで、今回の記事では、
気になる「猫と犬の寿命」についてご紹介していきます。

平均すると猫が長寿? 驚きの記録も!

猫や犬の寿命に関しては、案外多くの調査結果が出ています。

これらのレポートや獣医さんの専門的見解などからは、
数字だけに留まらない大事なポイントも見えてきます。

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犬14歳、猫は15歳。 猫派、やや勝利

まずは、具体的な「数字」へ進みましょう。

調査によって少々ばらつきはありますが、

の平均的な寿命は「15歳」ほど。
の場合、少し短くて「14歳」くらい。

おおむね、こんな結果です。

また、猫の場合、
「室内飼い」の方が平均寿命が長く(16歳ほど)、

一方で、
「家の外にも出る」猫の場合はやや短い(13歳強)という
報告も出されています。

総じて、猫ちゃんの飼育経験のある方には、
実感値と一致する、納得の結果ではないかと思います。

いずれにしても平均すると、
猫と犬、寿命の点でそれほど大きな差はありません
(※あくまでも「人間の時間」の観点ではありますが)

人間で言えば170歳! 驚きの猫・最長寿記録

ここで、「ギネスブック」の記録を見てみましょう。

猫の記録への関心は世界的にとても高く、
最長寿記録も…やはり、ありました!

ギネスに登録された「史上最も長生きした」猫は
アメリカで飼われていたメス猫の“Creme Puff”(クリーム・パフ)ちゃん。

記録は「38才3日」で、人間の年齢に換算すると
170歳(!)に当たります。驚きですね。

うれしい長寿化傾向。年々長生きになる猫たち

そもそも猫たちは、非常に強い身体を持ち、生命力が強い。

猫派の実感であり、同時に獣医さん共通の見解でもあります。
特にここ20年ほど、猫の寿命は大きく伸びていると言われています。

背景には以下のような事項が挙げられます。

  1. 食事に対する正しい理解・知識の普及
  2. 正しい知識を前提とした実際の食事の改善
  3. 医療(獣医学の臨床的側面)の進歩
  4. 室内飼いの増加・受診機会の増加

こうして見ると、より深い部分には
猫に対する飼い主の意識の変化があるようにも思えますね。

実際、皆さんの中にも、単なる飼い猫ではなく、
家族・友人・人生の伴侶…と感じている方は多いのではないでしょうか。

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猫の種類で違いはある? 獣医さんにも聞いてみた

ところで、「雑種は長生き。純血種は短命」
耳にしたことはありませんか?

この意見、または噂(?)の真相はどうなのでしょうか。

少なくとも私自身の経験から言いますと、
「必ずしもそうとは言い切れない」が結論です。

もちろん、純血種(いわゆる血統書付き)の猫の一部に
近親交配を繰り返したことによる健康上の問題がないとは言い切れません。

しかし、それはむしろブリーダーの問題かもしれません。

一方、雑種・ミックスの子たちにも、

生まれながらに身体が弱かったり、元気に育っても、
外で思わぬ事故に遭ったりといった、悲しい出来事も起こり得ます。

ですから、品種による違いを気にするよりも、

  1. 日頃の食事に気を配る
  2. ワクチン接種など、必要な予防策を講じる
  3. 獣医さんとよくコミュニケーションして適切なヘルスケアを行う
  4. 室内飼いか出入り自由かも含め、飼育環境を考える・整える

こうした意識と実践の方が大事だと思います。
懇意にしている獣医さんの意見も同じでした。

犬の場合は・・・

なお、犬の場合、
犬種によって明らかに寿命に違いがあることが知られています。

大まかには、小型・中型犬で寿命が長く
大型犬は短い傾向にあります。

例えば、最小の犬種であるチワワと超大型犬のグレートデーン。
体重でおよそ15倍にも及ぶような、大きな開きがあります。

それだけ品種としての多様性が高いわけですが、
特に大型犬では、その分「身体的な無理」
かかっているとも考えられています。

猫では、確かに多様性は見られるものの、
体格差にそこまでの大きな差異はないですよね。

生物としての元々の強さに加え、こうした特徴も
猫の平均寿命に一役買っているのです。

(……というのは、実は、獣医さんの受け売りでございました。)

まとめ

今回は、猫と犬の寿命についてご紹介しました。
いかがでしたか?

まとめると、

  1. 猫がやや長い。ただし、平均すると犬と猫で極端な差は見られない
  2. 近年、猫の長寿化が顕著
  3. 食事・環境・医療。飼い主の意識と実践が長生きの基礎になる

寿命をできるだけ長く、健康に。

猫ちゃんとの楽しい暮らしを続けるために、
この記事が参考のひとつとなるならば、うれしい限りです!

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